レポート
2023.05.16
ベルトラ株式会社
ゴールデンウィークも終わり、日本人旅行者はいよいよ今年の夏休みの海外旅行の計画を立て始めているようです。本レポートでは、日本の海外旅行市場に関するベルトラの考察を、今夏(2023年6月~8月)の人気デスティネーションやアクティビティの動向とともにご紹介します。当社の大切なパートナーの皆様の参考としていただければ幸いです。
調査日:2023年5月10日
調査対象:2023年6月1日~8月31日に参加予定の、ベルトラで予約された海外現地アクティビティ
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リピーターにも人気のハワイ・オアフ島やフランス・パリが上位となり、ファンが根強い人気を支えていることが伺えます。また注目すべきは、グレートバリアリーフで有名なケアンズ(オーストラリア)や、グランドキャニオン国立公園へのツアーがあるラスベガス(アメリカ)など、大自然を体感できるエリアの予約数が2019年と比べて大きく順位を上げていることです。長く続いた日本でのマスク生活の閉塞感から開放され、休暇を思い切り楽しみたいという気持ちの現れではないでしょうか。
モン・サン・ミッシェルやグランドキャニオンをはじめとして、多くのエリアで世界遺産に指定されているような、誰しも一度は訪れてみたいと考える場所を訪れるツアーが予約数ランキングの上位を占めています。また大自然を体感できる現地ツアーやアクティビティも人気で、渡航先からできることを副次的に選ぶ従来の旅の形から、旅先での体験を重視して旅行を計画する目的志向型へと旅のスタイルが変わっているとも言えます。
先行する欧米マーケットとインバウンドの市場回復状況から、ベルトラでは2023年の日本人海外旅行市場も緩やかに回復するものと予測しています。基本シナリオである Scenario 1(年平均47%の回復)に加え、5類感染症への移行など外部環境の変化を考慮したScenario2 (年平均 約60%の回復率)をベースとした売上計画を想定しています。
2023年3月の日本出国者数は694,300人、2019年同期比の回復率は36%である一方で、ベルトラの同期比の回復率は45%と、2月に引き続き市場回復率よりも高い結果となっています。
ベルトラは2023年6月12日~14日にタイ・バンコクで開催される「Arival|Activate」イベントに参加します。
Arivalは現地体験ツアーやアクティビティ、アトラクションに特化した国際カンファレンスです。アジアでは4年ぶりの開催となるバンコクで、体験事業者とのコネクションや販売ネットワークを広げ、ポストコロナの成功にドライブをかけませんか。ぜひご参加をご検討ください。
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本レポートに関するお問い合わせ先:pr.jp@veltra.com(担当:三田村)