デベロッパーからテックマネジャーへ
「ソフトハウスやゲーム会社などで働いて思ったことがある。それは、プロダクトの寿命が非常に短く、数ヶ月後には、新しいプロダクトを開発する必要があるということです。ゲーム業界ではこれが顕著です。ゲームをリリースし、数日はダウンロード数が多いが、2週間もたてば、世間の興味は極端に減ります。売上と収入を得られるのはせいぜい3日から5日。2週間もたてば、そのゲームは「死んだ」といえるぐらいです。その点、ベルトラの商品は「旅中のアクティビティー」であり、「旅」の需要に裏打ちされた持続可能なプロダクトを持っていると考え、入社しました。」
「また、2つ目の入社理由は、単純に旅行が好きだからです。私は技術屋なので、世界中の多くの旅行好きが使えるような、旅行に関するものを開発したいと思ったのです。」
「何よりもまず、私はテクノロジーが好きです。新しい技術やトレンドを探求することにパッションを感じ、他のエンジニアが何をしているのか、ブログや他のメディアをよくチェックしています。彼らが設計するアーキテクチャに関する問題をどのように解決しているのか。ベルトラは会社として、私のこの好奇心を満たしてくれる多くのチャンスを与えてくれます。そして今、ウィズコロナで、技術が私たちの日常生活で重要な役割を果たし続けることを実感しています。
また、ベルトラでチームをまとめる「マネージャー」として重大な責任を任せられ、チームとして働くことにより、私たちは現実世界の問題を解決するために役立つ、より良いテクノロジーを生み出すことができると考えています。私は、私たちの技術と努力を結集することで、旅行をより簡単に、より楽しくすることができると信じています。
マネージャーと開発者では、大きな違いがあると感じ、マネージャーになってからは、考え方が変わりました。技術だけでなく、人にフォーカスをシフトしています。チームメンバーの気持ちをどう理解し、受け止めるか。強み、弱み、向き不向き、仕事の割り振り方、協力の仕方など。さらに、様々な局面において、先を見据える必要があります。技術的なタスクの制度だけでなく、最終的な成果物とそれがどのように顧客満足度につながるのかの理解が大事です。
ベルトラに入社したとき、私はマネージャーになるつもりはありませんでした。入社のタイミングでは、シニアデベロッパーとして採用されました。しかし、会社は採用を重ね、規模が大きくなるにつれ、私に管理職のチャンスを与えてくれました。その後、マニラで海外のエンジニアをマネジメントする機会を得ました。この頃から、「コミュニケーション」をより重視するようになりました。自分のチームはもちろん、他部署とのコミュニケーションなど、技術的仕事内容以外で時間を取るようにしています。たとえは、マーケティングチームからのフィードバックを受け、彼らが困っていることを解決する手助けをするようにしています。マネージャーになってからは、よりコミュニケーション能力を重視するようになりました。
また、マネージャーとして最もチャレンジングであるのが、チームのやる気を引き起こさせることだと思っています。エンジニアとして働く場合、多くの時間を機械やコードと向き合っています。しかし、人と接するときは、相手の気持ちや言葉にならないニュアンスを理解することが必要です。言語化されていなくても、感じ取らなければならないことがたくさんあります。
テクニカルマネージャーとして、開発するテックがどのようにお客様の役に立っているのかを理解することが大前提です。つまり、技術が先ではありません。また、自分のチーム、彼らの属性や行動を理解することです。目標は、互いに支え合い、助け合うチームが実現可能な環境を作ることです。
ベルトラのテック組織は人を助け合う、サポートしあう、本当に親切な環境であると確信しています。それは、新卒でも中途採用でも、新しい組織の一員になるのはストレスを感じることだと思います。ベルトラでは、そのような不安を取り除き、一人ひとりのポテンシャルを歓迎し、それを伸ばす環境があるので、是非ジョインすることをご検討していただきたいです。